中国は田舎にまだ約7億人もの労働力が控えているものの、ふと気がつくと、タイやベトナムなどASEAN諸国のほうが労働コストで優位に立っていた。それらの国では、この10年間はあまり賃金が上がらず、現地通貨も下落したからである。

なかでもインドネシアは、月給1万8000円ぐらいで質の高い労働者が雇えるようになった。今回の旅行に参加した経営者たちはその実態を知って、「中国よりも安いんですか?」と一様に驚いていた。