日本は年間1000万tのコメを消費しているが、それを生産するための水田は、オーストラリアなら200億円で買える。これは埼玉県の1年間の農業補助金とほぼ同額だ。世界一肥沃な土壌チェルノーゼム(黒土)で知られるウクライナで最大の食料会社ランドコムも200億円あれば買収できる(今は同国の通貨グリブナが急落しているので、さらにその5分の1程度で買える計算になっている)。同社が「日本の国策会社」になれば、日本の全人口が食べ切れないほどの小麦や大豆など、ありとあらゆる食料が調達できてしまう。