厚生年金の平均運用利回りも3年連続で2ケタのマイナスになり、02年はマイナス12・8%。これはすごいことだ。現金のまま置いておいたら減りはしないのだから、2ケタのマイナスになるということは、とんでもないものに運用しているということである。

とんでもないもの」とは株である。もともと年金は株で運用してはいけなかったのだが、ご都合主義の政府がPKO(株価維持策)で株式市場を活性化するために、25%までは株に突っ込んでもいいというルールを10年ぐらい前に作った。その結果が厚生年金の平均運用利回りマイナス12・8%。平均12・8%ということは、全く減らないものもあるわけだから、株で運用した分はマイナス25%以上になっているはずだ。だが、マイナス12・8%が5年続いたらどうなるか? 厚生年金は半分になってしまう。