ロシアには未だに核弾頭が約3900発も残っているといわれるが、その中に眠っているウランとプルトニウムをもう一度溶かし、MOX燃料に作り直して原発で使えばよいのである。実際、アメリカでは総発電量の約20%が原子力だが、そのうちの20%、すなわち全体の4%はロシアの核弾頭から転用した燃料を燃やしている。アメリカは別に核燃料がなくて困っているわけではなく、これこそまさに「平和の配当」ということで、あえてそうしているのである。