宅配水市場は1000億円市場に迫る勢い

今回は、前回に続いて、「水ビジネス」について取り上げます。

2つ目のテーマである「水の宅配」について見ていくことにしましょう。まずここで言う水の宅配とは、楽天などで売っている2リットルペットボトルの詰め合わせのことではなく、10リッター以上は入る大型の容器入りの水を指しています。家庭やオフィスに専用のウォーターサーバーを置いて、そこから好きなときに冷水や熱湯を出すことができます。こうしたものは一般的には「宅配水」と呼ばれています。

この宅配水市場ですが、近年急激な伸びを見せているのです。下のグラフは日本宅配水協会が公表している国内の宅配水の市場規模です(それにしても何でも「協会」があるものですね)。毎年前年に比べて30パーセント程度は伸び続けており、間もなく1,000億円市場に迫る勢いです。震災以降には、家庭やオフィスにおける大量の水の備蓄手段としての意義も評価されています。

※単位:億円 画像を拡大