全体の5割以上を占めていて購買力もある「単身世帯」と「夫婦のみの世帯」という二つのセグメントに対し、総合スーパーは何も提案していない。それではいくら値下げをしたところで、その効果があるのは主に、全体の3割ほどに減少してしまった「夫婦と子供から成る世帯」である。したがって、総合スーパーの売り上げが低迷するのは当たり前なのである。(中略)私は、他の総合スーパーも含め、日本の小売業界は本当に消費者の顔を見ようとしているのか、大いに疑問に思う。「反省」したふりをして、その実、相変わらず消費者のライフスタイルや購買行動に対する分析も勉強も足りないのではないか。反省する前に「考えろ!」といいたい。