総合スーパー(GMS)では「100年に一度」のリーマン・ショックを経て、さらに低価格ばかりが注目されるようになると、未曾有の「値下げ合戦」が激化し、消耗戦の様相を呈していった。(中略)売上高の前年割れが続く総合スーパー各社はどこもかしこも値下げで顧客を繋ぎとめようと必死になったわけだが、結局はみんなが値下げしたから元の木阿弥となり、自分で自分の首を絞めて業界全体の収益を失うに至っている。私は、スーパーの経営者たちは今こそ「本当に顧客が値引きを要求しているのかどうか」を問い直す必要があると思う。