警察官は一〇階級から成るピラミッド型の組織で、地方警察の警察官も警視正以上は国家公務員である。また全国二五万人の警察官のうち四五〇人は上級公務員のいわゆるキャリア組で、警察庁と地方警察の枢要なポストを占めている。

この組織形態は昭和二九年の警察法改正によって確立された。(中略)警察の幹部が国家公務員として、中央との太いパイプを形成することにより、全国の警察を一元化するという目的を果している。