かつてアダム・スミスが「神の見えざる手」と形容した市場経済の実相を、彼以降の経済学者たちは数々の経済指標をもとに分析してきた。それらがいわゆるマクロ経済学であり、歴史的に見れば、ケインズ経済学や、ロナルド・レーガン大統領が採用したサプライサイド経済学と呼ばれている(亜流の)経済学などがある。さらに政府・官僚たちは、計画経済によって、いわば「官の見える手」を振るうことで市場を統制しようとした。その最たるものが社会主義経済だが、これは20世紀の100年で失敗するに至っている。