かつてのイギリスと現在の日本とのアナロジー(類推)は一考に値する。1世紀前のイギリス(大英帝国)は、世界一の地位をアメリカに奪われ、その後塵(こうじん)を拝しつつあった。大英帝国は1900年にGDPでアメリカに抜かれた。それが悔しくてたまらないイギリス人たちは、アメリカに対する妬(ねた)み、嫉(そね)み、恨みを募らせて「あんな野蛮な国は絶対にどこかでひっくり返る」といっていた。しかし、その100年後、アメリカのGDPはなんとイギリスの10倍になっていたのである。