経営は結局、食うか食われるか。戦史研究書が最も役立つ。海外訪問時に英書を購入するのは、日本に研究書がまずないからだが、本書はその希少な一冊。戦略とリーダーシップを分けて考えがちな凡百の経営書と違い、一人格の中に2つが分かち難く存在することが必要との視点から、チャーチル、ホー・チ・ミンら歴史上のリーダーを扱っている。その幾多の“逆転”の事例から、弱者は強者が思いもよらぬことをやらねば勝てないと痛感する。

弊社が「グローバル・ニッチNo.1」を目指し、「世にないことをやる会社」とうたうのはそのためだ。戦略とはまず言葉。そして人事であり、洞察であり、博打。それを司るリーダーに必要なのは、運と勘と度胸だ。