家の購入を検討する時、いったいどれだけの人が広さだけで決めたりするだろうか。価格、通勤時間、周囲の住みやすさといったさまざまな条件が、それぞれ適度に満たされてはじめて住む人に満足がもたらされる。そういった当たり前のことを考えていないから、たとえば一部で一八〇〇倍もの入居申し込みがあったりする住宅・都市整備公団が、もう一方で四〇〇〇戸近い長期空き家の無駄をつくったりするのである。