戦略思考を行なうには、感受性、洞察力、そして現状に挑戦するやむにやまれぬ好奇心が必要だ。またバランスのとれた見通しも大切で、一つのことだけしか知らない専門家で満足していてはならない。それより総合的な問題解決能力をもたなければならない。現代の多くの問題は、いろいろ異なった機能部門や領域の境界に発生してくるからで、そこでは従来の専門知識があまり役に立たない。(中略)

新しいアイデア、新しい事業、新しい製品系列を生み出すため、企業戦略担当者は三つの基本技法を利用することができよう。(1)隘路(ボトルネック)を解消すること、(2)新しい組み合わせを取り上げること、(3)戦略的自由度をできるだけ大きくすること、がそれである。