要するに、SBUは本質的に執行指向の単位であって、SBUレベルの戦略立案の目的は、希望する相乗効果を得るための共通経営資源に結び付く、効果的な機能別戦略を生み出すことに限定されるべきなのである。

というわけで、SBUの計画には、五年以上の長い将来にわたるものはめったにないことになる。経営陣は、自社SBUのグループ化が適切かどうか、絶えず状況を監視することを忘れてはいけない。なぜならば、グループ化の仕方が産業構造の変化、あるいは大きなコスト要素の重要性の相対的変化によって、たちまちその時々の状況に即さないものになるおそれが大いにあるからである。両者の適合性は、競合相手の戦略的な動き、たとえば相手の組織の再編によってもまた、侵される可能性なしとはしない。