私は企業からコンサルティングの依頼が入ると、まず自分でその企業に乗り込んでいく。そして、問題解決にあたるプロジェクトチームを作るために、各セクションから最もフルタイムで引き抜き難い優秀な人材、将来の社長候補になりそうな若手のエースを1人ずつ選び、総勢7人のチームメンバーを集めてくれ、と要求する。余人をもって代え難い“7人の侍”を招集するわけだ。

その理由は、コンサルティングがスタートした初日の段階では、私はその企業のことや業界のことを、ほとんど何も知らないからだ。私にあるのは問題解決の「プロジェクト・マネージメント力」だけである。

だから“7人の侍”には会社のこと、業界のことを担当してもらうのである。