さらには、円高対策と称する日銀のドル買い支えが合法なのかという問題もある。たとえば95年、日銀は協調介入や単独介入で130円から買い支えを始めて80円になった。

この結果としてドルを蓄め込んだ日銀は、為替差損で10兆円以上をすった計算になる。このロスを誰の責任で解消するのかが、法律的に明確ではないのだ。