人脈のツリーをつくることで営業効率を高める

(1)「差し込むだけ」の機器を部署ごとに導入

リンクナレッジのスキャナーに、各部署で集めた名刺を差し込むだけで自動的にスキャニングが始まる。個人戦ではなく、団体戦で勝つための情報戦の第一歩である。取り込んだ情報はパソコンや携帯で閲覧できる。

(2)キーマンの異動情報もひと目でわかる

名刺が新しくなった場合や、人事異動の情報を入力しておけば、関係者が閲覧することができる。取引先のキーマンや責任者が代わったときも、漏れなく効率よく営業をかけることができる。

(3)取り込んだ名刺の会社関連のニュースも活用

スキャンした名刺の会社に関連するニュースも、同じページに随時アップデートされる。客先を回る前に、先方の業界情報を手軽にインプットしておくことができる。

(4)スキャニングはオペレーターが随時チェック

三井物産の社内で取り込んだ名刺のスキャニングは、オペレーターによって一度チェックされているため、正確に入力される。情報を二次使用する際のミスも防げる。

(5)メモ欄の情報は営業日報代わり

商談などで得た顧客情報や名刺にないデータは、メモ欄に入力。情報の重なりや漏れを防いで、営業効率を上げることができる。

※すべて雑誌掲載当時

(相澤 正=撮影)