たとえば東京都は、美濃部亮吉・都政時代の悪法である日照権条例(1978年)を、いまだ克服できていない。そもそも都市開発で建物をつくり替えるときには高層化するものだ。当然、隣は陰になるわけで、日照権がある限り、つくり替えができなくなる。全部の建て替えが済んだら皆、日が当たるようになるが、途中、来る日も来る日も日照権を主張されたら何もできない。