マーケット・セグメンテーションに二つの型があることは、すでに述べたところだ。第一のタイプは顧客の要求に従ったセグメンテーションであり、第二のそれは市場カバレッジによるセグメンテーションである。

というわけで、逆に市場のセグメントは二つのタイプの構造的変化に遭遇しうる、と考えることができよう。その一つは、時とともに変わるユーザーの目標に起因する変化であり、もう一つはさまざまなユーザーがどこにどう存在するかによって生ずる変化(地理的な、あるいは人口構成上の変化)である。

通常、こうした構造変化により、企業はその持てる経営資源を、機能を超えて、あるいは製品・市場セグメントを超えて、再配分せざるをえなくなるのである。