――今日に至るまで、文字通り世界のスミズミまで各国語に訳されて愛読されている。一例であるが、私が今やっているJASDICというソフト開発の会社はインド企業三社との合併である。そのうちの一社、インフォシス(ニューヨークのナスダックにも上場している優良会社)のナンダン社長もそんななかの一人だ。五年くらい前にバンガロールではじめて会ったとき「この本が私の人生を変えた」と言って持ってきたのが、ペンギンから出た「企業参謀(マインド・オブ・ザ・ストラテジスト)」であった。もうボロボロになるほど読んでおり、またいろいろな書き込みがしてあった。「この男とは将来何か一緒にやろう」、そう私は思うほどそのときの彼の眼は印象的なものであった。