アナログ的というのはどういうことかというと、例えばある事業を一つやってみて、うまくいったら二つ目をやって、またうまくいったら三つ目をやるというように、一、二、三、四、五、六……と、一つずつ順番に増やしていこうと考えることだ。しかし、こういうやり方は事業とは呼べない。そういうのは魚屋などの家業であって事業ではないのである。では、どうすれば事業として発展させていけるのかというと、一つやって、二つ目をやって、三つ目をやったら、次は一気に三〇に増やすのだ。四つ目のことを考えるのではなく、一気に三〇に増やす方法を考える。ここが家業と事業の違いである。