起業家を目指す人は、そうした数字を覚えておいて、何か閃くたびにパッパッと市場規模の計算をできるようでなければいけない。その習慣がついていれば、事業家として楽観的になることもできる。仮に一つの商品を売り出して採算ベースに乗せるのに、一〇〇万人の顧客が必要であるとしよう。一〇〇万人と聞くと大変な数のようだが、四五〇〇万世帯ということで考えれば、わずか二・二%程度にすぎない。つまり五〇人に聞いて一人がOKと言ってくれれば、事業として成立するのである。