実は高齢者というのは、この一〇年で意識が変わっているんですね。福祉も何も必要としない、この人たちは仕事がやりたいんです。六十五歳以上の高齢者の九三%は、まだ健常者なんです。老人扱いされたくないんですね。ところがもう仕事がない。パッシブ(受け身)な福祉を垂れ流す福祉行政の中で、どんどん老人化を強いられるわけでしょ。