アメリカでは、ファンドマネジャーは高給取りだ。例えば、かつて私が役員をしていたマッキンゼーでも、このファンドマネジメントは重要な問題だった。マッキンゼーにある何千億円という社員の年金を、ファンドマネジャー上位一〇人が活躍して、一三%くらいの金利で回すのである。いつも取締役会では年金等、従業員の持つファンドの業績のレビューがある。五%以下のものなど、とっくに淘汰されている。ちなみに、九六年のファンドの中には、二九%以上で回ったものがかなりの量あった。日本のファンドは二%でも回らない。定年退職したときには、誠に気の毒なくらいしか利息が付いていないことになる。