私がマッキンゼーにいた時代には、朝飯、昼飯、晩飯を年間に各二二〇回ずつ、人と食べていた。そうすると年間六六〇の新しい情報が入ってくる。朝昼晩、月火水木金、一カ月先、二カ月先、ほとんど食事の予定を埋めておき、そして自分が知らないことを興味を持って聞く。それだけである。しかし、それを二五年続けていると、こんな私のような人間になる。アイデアがいくらでも出てきて、ほとんどの質問に関しては一度は自分が考えたことがある、という状況になる。