発想の転換によって得られる効果は、時として、非常に大きい。その根源はいずれも業界であまりに当たり前のことになってしまったことに対して、「なぜ」という子供のように素朴な質問を繰り返し行うことである。世の中のすべての大発明が無邪気な「問い」から発生していることからも、クオンタム・ジャンプ(量子力学における「不連続飛躍」を表す術語)のためには、われわれ凡才もまた、少なくとも設問の仕方ぐらいは天才並みにしてみたら、というのがこの「考え方の転換」という節の主旨である。