[フレンチ]タテル ヨシノ 銀座店

――ミシュラン一つ星シェフの真骨頂、“大地の料理”を堪能

オーナーシェフの吉野建さんは2006年、パリ「ステラ マリス」でミシュラン1つ星を獲得。「テロワ(大地)の料理」をコンセプトに、芝、汐留、銀座で店舗展開。

東京都中央区銀座4-8-10 PIAS GINZA12F TEL.03-3563-1511
営業時間/11:30~14:00(LO) 18:00~21:00(LO)火休1月1~6日のランチまで休
全58席 ほかに個室あり(別途料金)昼コース4800円~、夜コース1万~2万1000円(冬場は変動)

1.「季節の野菜 モネの庭園をイメージして」。実に40種類もの野菜がちりばめられた前菜。フレッシュなハーブ、ブイヨンで温めたもの、フリットと食感も様々で楽しい。泡状のものはジャガイモのソース。
  2.シェフのスペシャリテ「軽くスモークしたサーモンミーキュイ ステラ マリス風」。冷燻された厚みあるサーモンのレアな質感が特徴。ソースはクレームシトロンとブロッコリのピューレ。
  3.「サントノーレ カラメルとパン・デビスのシプースト洋梨のタタンと共に」。フランスの伝統菓子を今風にアレンジしたもの。
  4.現在ランチメニューで出されている「仔鴨のローストハーブの香りをまとわせて」。皮目をぱりっと焼き、キャトルエピス、コリアンダー、砕いたアニスなどをのせた。ソースはジュドキャトル。デーツ(ナツメヤシ)のピューレを添えて。12月初旬~2月いっぱいは京都の鹿などジビエ料理も供される。野鴨、雉、猪などのジビエがパイの中に詰まった「トルトジビエ」もスペシャリテ。

(構成・文/一志治夫 撮影/鈴木誠一、小原孝博)