2012年1月3日、箱根駅伝で東洋大学が大会新記録で優勝したシーンを見て「みんなで勝ち取った優勝って最高だよなぁ、俺も明日から走ろうかな」なんてのほほんと思いつつ、ツイッターの画面を開けてみると異変が起きていました。2週間程前の僕の「つぶやき」がある瞬間から一斉にリツイート(拡散)されていて、何十人もの知らないヒトの「そうだ、そうだ!」みたいな賛同コメントや「コイツ、あほじゃねぇの?」みたいな批判コメントでが殺到していたのです。しかもフォロワー数も1時間で500人ぐらい増えていて「え?何で?何か知らないうちに俺、有名人になったの?」としばらく呆然としました。
ツイッターアカウント
@Yusuke_Tanaka
色々と調べていくうちに原因はわかりました。どうやら僕のマッキンゼーの大先輩で、今は大阪維新の会のブレーンを務めている上山信一さんが僕のつぶやきを「こいつ、おもろいな」とリツイートし、それをたまたま見た橋下徹大阪市長がご自身のツイートに引用したのです。このつぶやきを見た橋下派とアンチ橋下派は「我先に!」と一斉に僕のアカウントに押し寄せたのでした。もしかしたらこれは一種の炎上だったのかもしれません。
この時、色々な人に拡散された僕のつぶやきはこんなものでした。
「やっぱ『批評家』って最悪。批評家でありがちなのは、批判するだけで具体的な提案がないとか、自分が成果出してないのに他人を批判するとか、批判するくせに自分は大志をもっていないとか。こんなヒトは百害あって一利なし」
なんでこんなつぶやきをしたのかはよく覚えていませんが、ツイッターは僕にとってストレス発散の場所でもあるので、仕事中、無責任に否定的なことを言って相手の気を萎えさせるような人に出くわしたのでしょう。でも「批評家にならない」というのはマッキンゼーの先輩からも何度も言われた言葉で、仕事や人生で何らかのインパクトを生み出すためにはすごく大事なことだと思います。なんでもただ批評するだけの批評家や、自分自身のなかにある傍観者的な気持ち、これは僕がこの本で提唱しているインパクト志向への最大の阻害要因です。まずは敵を知る、ということで、はじめに僕の大嫌いな「批評家タイプ」について話をしたいと思います。
黙って机に座っていてもインパクトは生まれない。これは当然ですよね。あなたがトップアイドルでもない限り、黙って座ってニコニコしているだけでは何も生まれません。インパクトを与えていくためには何か「アクション」をし、そして何かを変えるもしくは何か新しいものを生み出さなければなりません。アクション、これはインパクトを生み出すための必要条件なのです。






















