トーマス・エジソンは“発明の才”をどう生み出すかについて「一パーセントのインスピレーションと九九パーセントのパースピレーション(汗)」と言った。この話は大ていの人が知っているが、実は同じ一対九九の比率が、あらゆる試みを行なう場合の創造性に当てはまる。企業戦略を編み出すのもその例外ではない。

しかし比率の数字に惑わされてはならない。たとえ一パーセントでも、洞察力のひらめきは絶対不可欠なのである。これがなければ戦略はたちまち分解し、月並みの計画になってしまう。しかし洞察力を結実させ、立派な戦略に仕上げるには、一定の方法論と、頭の訓練と、平凡な刻苦精励が必要である。