過去、ウルグアイ・ラウンドなどWTO(世界貿易機関)の交渉で日本は頑なに自由化を拒み、適当な理由を捻り出しては例外措置にしがみついてきた。たとえば、牛肉は1991年に輸入が自由化されたが、口蹄疫やBSE問題などで厳しい制限を設けて現在は3835%の関税率になっている。もっとひどいのが食管法や食糧安保などを言い訳にしてきた「コメ」で、いまだに778%の関税率で守られている。もしTPPに参加すれば、これらがすべてゼロになると覚悟しなければならない。