原発事故に目を奪われてあまり注目されていないが、今回の震災では火力発電所も甚大な被害を被った。東京電力管内では13基、700万キロワットの火力発電所が一斉にダウンしたのである。

地震のときに原子炉は必ず止まるように設計されているから、日本の場合、そのバックアップは火力しかない。よって日本では原発に負けず劣らず、地震に強い火力発電所をつくってきたはずなのだ。それが簡単に瓦解してしまったのだから、業界全体として大反省のもとに見直さなければならない。