――このプロセスは社長の一言で、「わが社は五年後に売上高を倍にしたい」とか、「もう売上高は伸ばさなくてもよいから、毎年一割五分配当できるよう回にしろ」というものでもよい。また、最近のような低成長、不況が継続的脅威となる場合には(しかも日本的雇用関係が当分打破できない場合には)、「社員六五〇〇人の胃袋を満たす仕事量を確保すること」であってもよい。いずれにしても、このステップで最も重要なことは、空想的願望でなく、外的客観条件に照らして、「現実的」と思われる願望を設定すること。また後の評価のために、この願望を「定量化」すること、この二点であろう。