港湾の再開発というのは世界中のテーマになっている。魚介類レストランが軒を連ねる米サンフランシスコの「フィッシャーマンズ・ワーフ」などは早くから観光地化に成功した事例だ。ニューヨークでいえばマンハッタンのダウンタウンにある「バッテリー・パーク」、イギリスならロンドン東部の「カナリー・ワーフ」がウオーターフロントの大規模再開発エリアだ。

私は世界中の開発現場を見てきた港湾再開発の生き字引と自負しているが、成功した再開発エリアはやはり世界中のカネを呼び込むことに成功している。そして、それは何といっても構想次第なのである。横浜や神戸がカナリー・ワーフ型になるとか、バッテリー・パークのように生まれ変わるということがわかれば、説明しないでも世界中からカネが集まるだろう。