コロナ禍の1年半、大きく変わったのがビジネスパーソンの働き方です。しかしテレワークが広がり移動時間の削減は進みましたが、相変わらず会議はダラダラ続いてしまうし、プレゼンの資料作りにも時間を取られがち。どうしたらいいか。有名トップや若手天才起業家、世界のトップ企業の実例から24時間の使い方を学びます。「プレジデント」(2021年10月1日号)の特集「脱ダラダラ大全『24時間』最強の使い方」より、記事の一部をお届けします――。
会議
写真=iStock.com/hoozone
※写真はイメージです

会議で求めるものは「アイデア」ではない

会議が長引いてしまう、適切な時間で切り上げるにはどうしたらいいか、と悩んでいるビジネスパーソンは多いでしょう。私も会社員からスタートアップの経営者、大企業の役員などさまざまな立場で会議に関わり、どうすれば会議をコントロールし「自分のもの」にできるかを考えてきました。会議をコントロールするには、自分がどの立場で参加するかをまず考える必要があります。会議には大きく分けて、社内の会議、社外の人との会議があります。また、社内会議には、自分が主催側になる場合と、自分が招集されて出席する場合があります。

自分が主催側になる会議では、出席者に対して「どうしたらいいですか?」と尋ねないように心掛けます。

「プレジデント」(2021年10月1日号)の特集「脱ダラダラ大全『24時間』最強の使い方」では、本稿のほか、大企業37社の秘書室や一般企業の秘書の方々にアンケートした「大企業リーダーは、コロナ禍でもっと時間上手に!」、若き天才起業家5人に聞いた「仕事の効率性がバツグンに上がる考え方」、メガネスーパー大復活の原動力「実況中継!その場でズバズバ決断『300人会議』」など、一読して「なるほど!」と膝を打つ役立ち記事が満載です。ぜひお手にとってご覧ください。