セブン独走止める鍵は“独自性”

セブン-イレブンはATMをいち早く設置し、公共料金の支払いに対応するなど、機能面でもスコアが高い。価格の妥当性は多少低くても品質や接客態度は一般のコンビニの中でトップだ。
街のサービスステーションとして、総合的に評価を受けているのが強さの秘密だろう。

イオン系のミニストップは、店内のイートインスペースで提供されるソフトクリームが好評を博すなど、他店にない特徴を打ち出している。結果、味・品質で2番目のポジションを獲得しており、独自性を発揮しようとしている企業はそれなりの評価を受けていることがわかる。

ナチュラルローソンは女性の支持集めるも、セブンには届かず
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ナチュラルローソンは女性の支持集めるも、セブンには届かず

都市型コンビニでは、健康志向でこだわりの商品を扱うナチュラルローソンが味・品質で最も高いポイントを出している。食の安全性が声高に叫ばれる昨今、女性層から高い評価を得ており、男性主導とされたコンビニ業界の先行指標と見ることもできる。

ニューデイズはJR東日本の子会社(JR東日本リテールネット)が運営するコンビニである。駅ナカや駅ビルの立地はきわめて優位性が高いため、利用者が多い。しかし品質や品揃えの評価は低い。駅ナカでの競争が熾烈になったとき、ニューデイズが今回のスコアを守れるかといえば疑問である。セブン-イレブンの単なる模倣では、セブンには勝てない。

ヤフーバリューインサイトに調査を依頼。20歳以上~70歳未満の会員のうち1000人から回答を得た。調査期間は2008年1月28~29日。編集部で選定した223の有名企業・ブランドについて満足度と重視点は3段階、再訪意向と紹介意向は2段階で尋ね、100点満点に換算した。総合点は重視点を反映させており5項目の和と一致しない。サンプル数5件以下の企業は掲載を見送った。