私はこれまで小さな経営コンサルタント会社を経営してきましたが、資本不足で経営がたちゆかず、数カ月前に会社をたたむことにしました。他企業の幹部ポジションを求めて履歴書を送っているのですが、控えめに言っても反応はかんばしくありません。問題は私の履歴書にあるのでしょうか。それとも、私が面接で自分をしっかりアピールしていないせいなのでしょうか。この苦境から脱するにはどのように自分を売り込めばよいのでしょう。匿名希望(南アフリカ、ヨハネスブルク)


 

現実を見つめてみましょう。経営コンサルタントは通常、新しい職を見つけるのに苦労しません。あなたがどの会社にも拾ってもらえないという事実は、履歴書や面接での「プレゼンテーション」だけの問題ではないこと、つまりあなたの期待に問題があるのかもしれないということを物語っています。

自分は高望みしすぎているのかもしれないと思ったことはありませんか。なにぶんにも、あなたの主な資格認定証書はあなたが経営している会社であり、それはうまくいっていないのですから。言うまでもなく、失敗は雇う側にとって望ましい徴候ではありません。

では、あなたがいみじくもおっしゃった「苦境」から脱するには、どうすればよいのでしょう。1つ目のアドバイスとして、これまで考えておられたものよりレベルの低い仕事を積極的に探して、真剣に面接を受けてください。

厳しい現実を申し上げると、あなたは幹部ポジションで再スタートを切ることはできないかもしれません。経営管理の責任が一切ない単なるチームメンバーとして、あるいは個人としてスタートする必要があるかもしれません。それはあなたの自尊心と財布にとってはめでたくないかもしれませんが、あなたが優秀であれば、自分の能力を発揮するにつれ、あなたのキャリアはまたたく間に大躍進するでしょう。

もう少し低いところを狙うとともに、2つ目のアドバイスとして、自分を100%率直にさらけ出してください。履歴書でも面接でも、あなたの経営コンサルタント会社がうまくいっていない事実を隠そうとしてはいけません。会社の失敗が自分の責任ではないかのごとく、「資本不足のせいで」などと言ってはいけません。

あなたがその会社のトップだったのです。あなたが十分なシードキャピタルを集められなかったのであり、利益を出せるだけの顧客を獲得したり、利益を出せるだけの低コストで業務を遂行したりできなかったのです。会社の倒産は自分の責任だと認めましょう。

自分のやり方のどこが悪かったのかを、また今後は勝者になるためにどこをどのように変えるつもりなのかを率直に語ってください。経験から何を学び、それによっていかに成長したのかを説明してください。

あなたの率直さと真剣さ、そして、もう1度やり直して今度はもっとうまくやりたいという熱意は、雇う側に他のどんな言葉よりも好印象を与えるでしょう。

最後に、前向きな気持ちを失わないようにしてください。いらだちや怒りなどのマイナスの感情は、状況をさらに悪くするだけです。気力を奪われ、どんなにそれを隠そうとしても、それが物腰に表れて、あなたは企業にとってさらに魅力のない求職者になってしまうでしょう。