――社風が人格を創る部分もありそうですが、皆さんの会社に多い人格は?
図4:女性の約7割が結婚は仕事のためにならないと実感<br>
図5:既婚者は仕事へのメリットを感じて結婚している(男性)
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【TOTO(女)】2つに分かれますね。自己主張がしっかりした人と、あまり発言しないで平坦な人生を望む人。昇進して上にあがっていくのは、やはり前者です。

【イオン(女)】昔は今ほど話題に上がる企業ではなかったので、腰が低い男性が多い。買い物も上から下まで堅実にイオンで済ませてしまうなど、散財する心配はありません。給料は贅沢できるほどよくないので、共働きを視野に入れるなら結婚相手にはいいかも。

【三越(女)】百貨店では高島屋と三越伊勢丹が、呉服系で物腰が柔らかくて、ジェントルな印象が強いでしょう。でも実は呉服系の社員は、強気のおぼっちゃまが多い。別に給料で暮らしてないもん、といった感覚。だから、上から下までアルマーニだったり、スポーツカーを乗り回しているような男性もいますよ。

【資生堂(女)】うちは優秀な女性が多いから、社内結婚で子育てしながら働こうとする奥さんを止めようものなら、「ふざけんな!」と痛い目に遭います。

【オバタ(男)】資生堂の女性社員は、一様にキレイで上品で誇り高い。日常業務で彼女たちを気遣ってうまくサポートできる資生堂の男性は、対外部でも結婚相手として人気があるんだろうね。

【伊藤忠(女)】商社も、男は家庭を顧みないものという印象からは変わりました。男性が「出産サポート休暇」や育児に関わる時短を選択できたりと、制度で共働きを後押しする社風が高まっています。

【キヤノン(女)】うちも数年で男尊女卑の姿勢がガラッと変わった。産前産後休暇が最大3年に延長されたし、昔キヤノンの体育館だったところが託児所に変わった。

【フジ(男)】うらやましい。テレビ業界は社宅や保養施設がほとんどない。手厚いのはNHKぐらいで、「給料がいいんだから、自分のカネで解決しろ」という風潮。

【TOTO(女)】うちは社員だけでなく、その人の家族になる人も含めて、全部会社で面倒を見ましょう、といった社風の会社。結婚相手は幸せかもしれない。

【三菱東京UFJ(男)】伊藤忠も、結婚相手によさそう。最近は業績がいいし、人格的にもいい男性が多いと思う。一度業績が悪化して、地獄を見てきたからかな。

【アサヒ(女)】業績によって人格に変化があるのはわかる。うちは昔から元気でパワフルな社風ですが業績アップしたのはここ20年ぐらい。それ以降に入社した人は自信がみなぎっている感じ。女性によっては好き嫌いが分かれるでしょうね。