2008年10月9日(木)

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「一流大学を出なければ、出世はできない」ある人事マンは告白する。「一流校、二流校、三流校」はいったいどの大学を指すのか。採用担当者の証言と、上場企業に勤務する4371人のアンケート結果から、分岐点となる大学を明らかにする。

大学ランクによる採用ラインとは

まずは、ある大手商社の採用担当者のこんな声からお聞きいただこう。

「東は法政大学、西は関西大学が採用のぎりぎりの許容ライン。それ以下の大学の卒業生は、正直言って無理に採用する必要はないと考えている」

長い就職氷河期が終わり、ようやく売り手市場の時代がやってきたといわれる昨今だが、一流企業の採用担当者の頭には、厳然として「大学のランクによる採用ライン」が存在する。バブル期のように、誰もが売り手市場の恩恵にあずかれるというわけでもなさそうなのである。

ちなみにこの採用担当者に「大学の一流、二流、三流の境界線はどこにあるのか」をたずねてみると、驚くことに次のような答えが返ってきた。

●一流大学……東大、早稲田、慶應、一橋、京大、阪大
●二流大学……東北大、北大、神戸大
●三流大学……上智、青学、立教、明治、学習院、横浜国大、中央、成蹊、関学、同志社、立命館
●三・五流大学……法政、関西

つまりこの会社では、三・五流大学の卒業生にまで採用の門戸を開いているが、一方で上智、青学、立教、明治などのブランド大学も三流扱いなのである。

ふむふむと思われる方も、それはないだろうと納得できない方もいるだろうが、これはひとつの現実だ。

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