孤独で成功する男vs失敗する男

歴史の世界には「40年周期説」というものがあります。民族は40年周期で発展と衰退を繰り返しているというものです。

写真=iStock.com/kieferpix
※写真はイメージです

明治維新が起きる1868年を起点として日本は発展し、1905年には当時最強と呼ばれたロシア帝国に日露戦争で勝利し、近代日本における最高峰とも呼べる年を迎えました。それから40年後の45年に日本は太平洋戦争で惨敗し、すべてを失いました。

そこから明治維新のときと同じように、日本は発展していき、85年からはバブル経済に突入していきました。そして次の40年後には2025年を迎えます。「40年周期説」に従えば、今、日本は衰退への道を進んでいるのです。

そんな中でも、我々は生きていかなければなりません。たとえ生活レベルが落ちたとしても、日々の中で喜べることを見つける必要があります。

心の豊かさと物質的な豊かさは違います。心を豊かにし、毎日を豊かに生きるためには、孤独な時間をつくり、自らと対話する必要があると、私は考えています。孤独と向き合うことができる人間こそ、これからの時代を豊かに、幸せに生きていくことができるのではないでしょうか。

戦国時代、孤独にならざるをえなかった戦国武将から、そのヒントを学んでいきましょう。