続けるコツは頑張り過ぎないこと。
まずはウォークから

続かない2つ目の理由「苦しい」。これは走り方が間違っているからです。腕を振れだとか、腿を高く上げろだとか、子どもの頃に習うのは短距離の走り方。長距離の走り方はまったく異なります。心拍数を上げずに、楽に走るコツを覚えましょう。

同じビギナーでも、男性の場合は、若かったときに動けたという記憶や負けたくないという思いから、初めから頑張り過ぎて故障するケースが多いので注意が必要です。適正体重よりも10キロオーバーの人は、10キロのバーベルを持って走るのと同じこと。これではカラダが悲鳴を上げるのも当然。なので、最初は筋肉や関節に負担の少ないウォーキング中心のメニューを組みます。

カラダはエネルギーをできるだけ消費しないように、かつ余ったエネルギーはいざというときに備えて脂肪の形で貯蔵する仕組みになっています。エネルギーをもっとも消費するのは筋肉。使わないのならエネルギーがもったいないので退化します。痩せ型の人も、長年の運動不足で筋肉は落ちているのです。やはりウォーキングから始めましょう。

練習を続けているうちに関節回りの筋肉もだんだんと発達し、故障しにくいカラダへと変化していきます。じっくり取り組むことが大切です。

ランニングは全身運動。継続すれば筋肉は成長し、基礎代謝量がアップするだけでなく、自律神経の働きも改善されるので、痩せやすい体質へと変わります。加えて、走る習慣がつくと、食事の量や栄養バランスにも気を配るようになるので、ますますシェイプされるというわけです。

生活習慣病の予防、ストレスの発散、脳の活性化……と、いいことずくめ。しかも女性ランナーが急増中。ひょっとしたら、新しい出会いが生まれるかも!

ま、それはさておき、まずは汗をかく気持ちのよさを覚えましょう。