「しまった、今月も赤字だ」。気づいたら口座残高は減り、家計は火の車。家の中には使わないモノが散らかり放題──。そんなお金に逃げられる人は、脳の“ムダづかいグセ”が原因だという。

自分の脳に“ムダづかいグセ”があるかチェックリスト18

お金が貯まらない人は、「ムダづかいをする」脳のクセがあります。このクセを知らないと無意識のうちに浪費を続けてしまい、一生お金が貯まらずに終わってしまう可能性があります。

写真=iStock.com/sharaku1216

そもそも、人が何かを判断するときに脳は働きます。しかも目が覚めているときだけではなく、眠っているときも同様に働く。そのため、24時間365日働き続けられるように、なるべく「省エネモード」で働くようになっています。できるだけ深く考えることをやめ、過去のやり方を踏襲し、自動で処理しようとしているのです。

この反射的な反応の1つがモノを買う判断。気づかないうちに「買う」方向に脳が誘導されているわけです。これを心理学の用語で「認知バイアス」といいます。しかも、商品を販売するメーカーやお店、通販サイトなどはテレビCMやWEBサイト、店頭などでこの脳のクセをうまく利用し、買ってもらおうとマーケティングという罠を仕掛けてきます。この罠に引っかからないようにするには、脳のクセを知り、対処をする必要があるのです。

▼まずは自分のムダづかい度をチェック!
【A】
・最新機種や新商品は他人より先に買いたい
・見栄えのいいご飯や旅行などの日常をよくSNSに投稿している
・高級ブランド品を友達よりも持っている
【B】
・ほとんど使わず、しまいこんでいる健康器具がある
・特売商品や処分品を買って後悔したことがある
・ビニール傘を3本以上持っている
【C】
・飲み会の誘いは基本、断らないことにしている
・社内には弁当派もいるが、自分は同僚と外でランチしている
・周りに趣味や服装にお金をかけている同僚や友人が多い
【D】
・行列ができている店があると、自分もつい並びたくなる
・本当は行きたくない2次会も、「みんなが行くのなら……」とついていってしまう
・「流行っているから」とすぐにネット通販で買ってしまったことがある
【E】
・現在の預金残高は給料の3カ月分を下回る
・財布にお札がたくさん入っていると、ついいつもより高いものを買ってしまう
・気づいたら終電を逃していてタクシーで帰宅することが時々ある
【F】
・ストレスが溜まるとつい衝動買いが増える
・買ったことに満足し、包装や値札を外さず放置しているものがある
・趣味をはじめるときには新しいウエアやグッズを揃えるものの、結局長続きしない
▼菅原ドクターの「ムダづかい度」診断
【ムダづかい度:100%】(○の数が14~18個)
もはや買い物依存症の域。通販サイトは閲覧禁止に。思いあたる節がある場合には、すぐにでも家計の管理をパートナーにお願いするのが得策。
【ムダづかい度:70%】(○の数が9~13個)
買い物中毒一歩手前。月末になると何に使ったかわからないけれども、つねに金欠状態のはず。対策をすぐに実行すべし。
【ムダづかい度:30%】(○の数が4~8個)
少しの改善で、お金持ちへの道が見えてくる。該当する対処法を確実に実行できれば、貯金残高も右肩上がりになること間違いなし。
【ムダづかい度:0%】(○の数が0~3個)
何事も計画的なあなた。これまでの経験のおかげで、脳のムダづかいグセを熟知しています。将来は大資産家の可能性も。