「産んでよかった」今、心からそう思える理由

【小林】私、実はすごく怒りっぽかったんです。今は会社では全然怒らなくなりました。家では……(苦笑)。

編集部Yも参戦

【谷山】わかる。自分で産んだ子すら無理なんだから、上司が思い通りになるわけない、って思える(笑)。

【細田】言葉が通じるだけでもありがたいですよ(笑)。

【楠本】私はもともと愚痴の多いタイプでしたが、今や会社では仏のよう。息子が大きくなって、今では1対1で本気のけんかをするほどに成長しましたが、息子とのけんかでストレスを発散してるのかも。

【小林】あの、細田さんと楠本さんに質問です。ある程度キャリアを積まれた場合、出産のときに先詰まり感はありましたか?

【細田】うーん、特には……。社内では女性管理職も増えていて、ワーキングマザーで役員になった人も。社内の風土としては、この先のキャリアは自分次第なんだろうなと。困ったときはどんどん人に頼り、だめそうなら白旗を早めに揚げる。当然、今まで以上に成果を意識しますが。

【楠本】頼り上手になるよね。仕方なく頼むそぶりが見えたら相手も嫌なもの。だから「本当に頼もしいわ!」「私がやるより上手!」と勢いよく頼むのがコツ。

【小林】なるほど!

最後に「この年で産んで、よかったな」と思うことを教えてください。

【Y】今度娘と一緒に英検を受けるんです。娘が4級で私が準1級。私の学ぶ意欲が高いうちに一緒にいろいろ挑戦できるのはいいですね。

【谷山】昔はたくさん仕事してビール飲んで寝るのが幸せでしたけど、今は「ママお疲れさま」と言ってもらえたら、麦茶で十分。30代前半でこの豊かな幸せを味わえること!

【楠本】親に孫を見せてあげられたこと。もともとイクメンだった父は、孫の世話を生きがいにしているみたい。親孝行になったかな。

【細田】平凡なんですけど……私は子どもが産めるか産めないかの瀬戸際だったので、本当に「生まれてきてくれてありがとう」と。本人にも毎日伝えています。

【一同】おおー!

【小林】怒ってるとつい忘れちゃう(笑)。大事な気持ちですね!

撮影=市来朋久