「良い調理器具を選ぶことは、料理上手への近道です」と、名料理人の奥田透さん。
撮影協力/「銀座 小十」
東京都中央区銀座5-4-8 カリオカビル4階
Tel.03-6215-9544

和洋中ジャンルを問わず、プロの料理人の腕前を支えているのは、厳選された素材と機能に優れた使い勝手のいい調理器具である。

「料理の仕上がりは調理器具で大きく違ってきます。よく研いだ包丁で切った刺身、厚手の鍋でつくった煮物は、見た目も味も異なります」

そう話すのは日本料理の名店「銀座 小十」の奥田透さん。家庭で料理上手を目指すなら、調理器具にもしっかり気を配ってほしいとアドバイスする。そんな奥田さんに試してもらったのが、「ティファール エクスペリエンスシリーズ」。煮る、焼く、蒸すなどの調理ごとに最適な素材を組み合わせた、ティファールのプレミアムシリーズは、ストレスなく料理ができ、シェフのようなベストな仕上がりを可能にする優れものだ。その中のシチューパン&スチーマーとフライパンを使って、奥田さんがつくってくれたのは、彩りも鮮やかな夏らしい3品。

「蒸気が内部で循環して、ダイレクトに素材に熱が入るスチーマーは、根菜を蒸すのも短時間で済み、おいしく仕上がります。また、厚みのあるフライパンは高さもありますから、焼き物だけでなく、ゆっくり味をしみ込ませる料理にも重宝しますね」

それぞれ異なる素材の機能を生かした「ティファール エクスペリエンスシリーズ」は、統一された重厚でスタイリッシュなデザインも自慢。キッチンに立つのがきっと楽しくなります。

ふんわり蒸し上がった焼売のカラフルな彩りに感動!

海老とかぼちゃの焼売

材料(10個分)
海老…10尾、帆立貝柱…5個、枝豆…100g、焼売の皮…10枚、A[かぼちゃ(ゆでてペースト状にしたもの)…50g、卵の素(卵黄1個分に対して、サラダ油60mlを分離しないように少しずつ混ぜたもの)…50g、白身魚のすり身…200g]。

つくり方

(1)帆立は表面をさっと炙り1cm角に切る。海老は殻をむいて同じ大きさに切る。枝豆はゆでてさやから出し薄皮をむく。
(2)Aの材料をよく混ぜ合わせて生地をつくり、(1)を加えて混ぜる。
(3)焼売の皮で(2)を包む。
(4)「エクスペリエンス シチューパン&スチーマー」に適量の湯を沸かし、インナースチーマーに(3)を並べて(写真)、中火で10~12分蒸し、器に盛る。
 
旨味たっぷりの和風だれが、牛肉と野菜の味を引き立てる。

牛ロース煮、茄子と万願寺唐辛子

材料(2人分)
牛ロース肉200g、油大さじ1、茄子(一口大に切る)2個、万願寺唐辛子(一口大に切る)2本、A[味醂300ml、酒150ml、醤油150ml]。

つくり方

(1)「エクスペリエンス フライパン」に油をひいて中火にかけ、“お知らせマーク”の色が変わったら牛肉を入れて(a)、両面とも表面にこんがり焼き色をつけ、フライパンから取り出しておく。
(2)同じフライパンに茄子と万願寺唐辛子を入れて焼き、火が通ったら取り出す。
(3)肉と野菜の旨味が残るフライパンにAを入れて沸かしてから、(1)と(2)を戻し入れる(b)。再び沸騰したら火を止め、そのまま20分置いて味をなじませる。
(4)器に、好みの厚さに切った牛肉と野菜を盛り、たれをかける。
 
たっぷりの野菜と冷たい麺が、爽やかな涼風を運ぶ。

蒸し夏野菜と稲庭うどん

材料(2人分)
好みの夏野菜(かぼちゃ、オクラ、蓮根、茄子、アスパラガス、スナップえんどう、茗荷、ヤングコーンなど)各適量、ミニトマト、稲庭うどん適量、A[練り胡麻100g、合わせだし(鰹と昆布だし6:醤油1:味醂1)200ml]。

つくり方

(1)夏野菜は下処理をして、薄切りなどそれぞれ火が通りやすい大きさに切る。
(2)「エクスペリエンス シチューパン&スチーマー」に適量の湯を沸かし、インナースチーマーに(1)を並べて(写真)中火で約5分蒸す。
(3)シチューパンに湯を沸かし、うどんをゆでる。ゆで上がったら冷水に取り、水気をきっておく。
(4)器に(2)と(3)、切ったミニトマトを並べ、Aを混ぜた胡麻だれを添える。
 

ベストな素材の組み合わせで、シェフの腕前をあなたに。

最高峰プレミアムシリーズ
「ティファール エクスペリエンス」

左から、ソースパン、エッグロースター、圧力鍋、シチューパン&スチーマー、フライパン、ウォックパン。

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(取材・文=REVE 撮影=大山裕平)