平均的年収でも30歳で1000万円貯める人の習慣

【鉄則6:借金は人生の遠回り】

社会人になると数十万年のお金も、簡単に借りられるようになります。しかし、簡単に借りられるからといって、簡単に返せるとは限りません。

写真はイメージです(写真=iStock.com/paylessimages)

例えば、20万円を借りたとします。月1万円を貯金することに四苦八苦する人にとって20万円は大金のはずですが、多くの人は一瞬で使い果たしてしまいます。しかし、貯金体質でない人は返済に1年以上は要するでしょう。返済の負担は想像以上に大きいのです。

借金には利息が乗ります。この原則を軽く考えてはいけません。借金が50万円を超えると、その返済を終わらせるためにかなりの人生の遠回りをすることになります。

クレジットカードでの分割払いやリボ払いも「借金」と同じです。カードを使うときは、原則一括払いのみにしましょう。

【鉄則7:「ちょっと先」を想像するクセをつける】

最後の鉄則は「人生のちょっと先を見通す」ということです。確かに、慣れるまでは貯金のために生活コストを抑えるのは簡単ではありません。借金をしないように注意するのも疲れます。そんなときは、これからの人生の「ちょっと先」を想像してみましょう。未来が見えてくるとお金を貯める張り合いができるからです。

「月1万円ずつ貯めて、夏に旅行に行く」
「月1万円+ボーナスの半分を貯めて、来年には実家を出てひとり暮らしする」
「今の彼女と30歳までに結婚するため、100万円は用意しておきたい」
「結婚から5年後までに家を買うため、頭金として300万円は確保したい」
「子どもが大学進学する15年後までに500万円は貯めておこう」

このように「ちょっと先」を考えることで、貯金に張り合いができます。それはライフプランをたてる感覚につながるものです。

▼30歳で借金200万円の人が学ぶべき「お金のルール」

学生の立場を終えて、社会人になったということは、「必要なことは誰かが教えてくれる」のではなく「必要なことは自分で学ぶ」というステージに変わった、ということです。

稼いだお金をどのように配分して使うかは自由ですが、めちゃくちゃなことをして苦労するのも自分です。最初は何度か失敗をして苦い経験を教訓とするのもいいでしょうが、いつまでも間違った道を進んでいては困ります。

ここで紹介した「お金の7つの鉄則」は原則中の原則ですが、「そんなこと知っている」「わかっている」と侮ってはいけません。30歳を迎えたとき、この鉄則を踏まえている人と踏まえていない人の間には、巨大なお金の格差が生まれます。

私の友人には、年収はごく平均的だったのに30歳の時点で1000万円を貯めた人とカード地獄で200万円の借金がある人がいます。2人の差は、この先10年や20年では縮まらないでしょう。

自分の人生を、より楽しく、より有利なものとするのは自分自身です。台なしにするのも自分です。ぜひ「お金の7つの鉄則」を体得し、習慣化してください。