知らないと損する最新「メッセンジャーのルール」

意見交換をしたいときに便利なメッセンジャー。特に、複数人でやりとりができるので、お互いが同じ場所にいなくても、意思決定ができるのは便利。ただし、会話が流れてしまい、誰が何を言ったのかを確認するのが大変! メールにはないコミュニケーションができるツールだからこそ、上手に使いこなそう。

メッセンジャーを使うのはこのとき!
会話がしたい、複数人でのやりとり

1:開始
「いつもお世話に」は不要
画面に表示される行数には限りがあるため、あまり長い文章を書くのはマナー違反。挨拶はさらりと書き、いきなり本題に入ってOK。

2:発言
キャッチボールをする
メールと違い、誰が発言しているかがわかるため、基本は会話と同じと考えよう。聞かれたことに答えるキャッチボール形式で。

3:途中参加
全部見てからスタート
会話の初めから参加できなくても問題ないが、今までの流れを確認してから発言するのがマナー。過去の発言をしっかり読み込んで追いつこう。

4:応答
簡潔でOK!
応答をしないと「ちゃんと読んだのか」と不安にさせるので、「OK」や「ありがとう」など簡潔でよいので必ず返事をしよう。

5:まとめ
流れをおさらいする
会話が流れてしまい、「結局何が決まったの?」となりやすいのがメッセンジャー。最後に軽くまとめるとスムーズ。

▼よくある疑問Q&A
Q:報・連・相もメッセンジャーでは失礼?
A:「了解」で済む関係ならOK

お互いがOKなら問題なし。ただ、利用に対して温度差のあるツールなので、相手側が本当にそれを使いたいと思っているかはよく考えて。たとえば報告の際に、「今回はこれでいいですか」「了解」というようなやりとりで済むほど近い関係の人なら、メールよりもメッセンジャーのほうが合理的だろう。
Q:既読がつかない人が多いときは?
A:発言を小出しにして

他人が自分と同じペースでスマホを見ているわけではないので、発言を連発するのはマナー違反。既読の人が少ない場合は、発言を小出しにして、後から読んだ人が追いつきやすい状況にしておこう。職場にいない人が多いところで会話をしているからこそ、その場の空気を読むことが大切になる。
Q:何が決まったかわからなくなる
A:まとめ役を先に決めて

メッセンジャー上で会話が弾んでくると、議事進行に関係ない話も入ってくるので、読み返すのも大変。会議の議事録係のように、まとめ役を決めておくのがおすすめ。ある程度、発言がたまったら「ここまでで、これとこれが決まりました。これについてはまだです」などと発言してもらうと読み返しが減る。
Q:使うツールが多すぎて混乱!
A:「私のツール」を決めて

ITリテラシーの高い人は、あらゆるツールで連絡がとれるため、周りもいろいろな手段で連絡してくることに。もしそれで混乱が生じているなら、「私と連絡をとるときはこれを使ってもらえると助かる」とあらかじめ周りに伝えておこう。情報がそのツールに集約化され、仕事の効率化も図れるはず。