面倒な事務仕事を先延ばしにする悪習慣を直したい

▼課題:面倒な事務仕事を先延ばししてしまう
毎日、鍼灸院のこまごまとした事務仕事があるのに、家事やペットの世話に逃げてしまい、机の上と頭の中は常に山盛り。事務仕事を先延ばしする習慣をやめて、「しなくてはならない」という強迫観念から解放されたい!
愛知県 村松麻理さん(47歳・自営業)
鍼灸マッサージ師。同業の夫、猫1匹、犬1匹と暮らしている。3年前に自宅兼店舗として鍼灸院をオープンさせた。施術と事務仕事を担当。

まず村松さんが取りかかったのは「考える」「考えなくていい」を紙に書き分けること。「考える」のは会計、領収明細の作成、サイトチェックなど鍼灸院の仕事。一方、鍼灸院の仕事であっても、予約確認、治療着の洗濯やアイロン、掃除は「考えなくていい」に分類。家事やペットの世話も「考えなくていい」。

また、接客の合間にちょこちょこと手をつけていた、会計や領収明細の作成などの「考える」事務仕事は、月に1度、25日にまとめてすることに決めた。

「分けてみるまでは、常に時間に追われて、あれもこれも“しなければならない”モード。アイロンがけすらも大変なことだと思っていましたから。でも、これはボーッと頭を使わなくていいんだと知ったのはスゴイ発見。アイロンと掃除はスイッチの“S”マークをつけて、仕事に集中するための切り替えスイッチに使うことにしました」と村松さん。