「メルカリで探す人はバーゲン前の時期に多い」

本やDVD、CD等を出品するときはメルカリの姉妹アプリ「メルカリ カウル」を使うといい。本についているバーコードをスキャンするだけで出品できる手軽さながら、「新しい本なら定価の100円落ちで売れていきます」と宇田川氏。廃盤や限定盤などレアなCD、DVDの類は、街中の中古販売店では二束三文でも、マニアが目を光らせるメルカリでは、購入価格を上回る値段で売れることもしばしばだ。

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家族の持ち物も、売り物になるかどうかを基準に品定めをしてみよう。サイズアウトした子供服は“まとめ売り”が有効。「特にバーゲン前の時期はメルカリで探す人が多いんです」。穴が開いている子供服も、保育園や幼稚園の洗い替え用にと大量に欲しがる人がいる。使いかけの化粧品でさえ「試しに使ってみたい」という女性が多いため、よく売れる。「ブランド化粧品の空き瓶も売れます。鏡台に置いておくとおしゃれなので、安い化粧品を入れて使うんです」。ブランド品なら紙袋や空き箱でも売れるという。

「メルカリに出品していて思うのは、主観は人それぞれということ。自分には不要なものが、ほかの人には宝物で、別の使い道がある。コレ誰が買うの? というような品でも、捨てる前にとりあえず出品、でいいと思いますよ」

メルカリを始めるにあたり、手続きに難しいところは1つもない。スマホにアプリをダウンロードし、起動して売りたい品をカメラアプリで撮影。続けて商品説明や価格を入力し、出品ボタンをタップしたら出品完了。非常に手軽だが、ほんの少しの違いで売れ行きが格段に変わるとか。では、「高く売る」ためのポイントは何か。