国際社会で役立つ英語力とは?

これからの時代を生きる子どもたちにとって、英語の重要性はもはや説明するまでもない。あなたのお子さんも、受験に備えて熱心に英語を勉強していることだろう。英単語や文法を覚え、問題集を解いてみることはもちろん大切だが、それだけで本当に社会で役立つ英語が身につくと言えるだろうか?

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世界の共通語である英語を使いこなし、人と人とのコミュニケーションをきちんと交わすこと。多様な価値観を持つ世界中の人々と力をあわせ、夢や仕事を成し遂げること。言うまでもないが、それこそが英語を身につける目的である。いくら試験の成績がよくても、実社会で使えなければその英語力に意味はない。

実社会で使える本物の英語力とは、言わば自己表現力だ。会議や商談をはじめとする人の集まる場面で、さまざまな声に耳を傾ける。その上で要点を短くまとめ、結論とその根拠を自分の言葉で相手に伝えられるかどうかが肝心なのである。自己表現力を伴わない英語では、国際社会を生き抜くことはできないだろう。

そうした英語力は、問題集を解いているだけでは身につかない。社会を取り巻くあらゆる課題に対して自分なりの意見を持つことは大前提だが、それに加えていわゆる英語4技能(読む・聞く・書く・話す)を偏ることなくレベルアップしていく必要がある。自分の頭で考えたことを的確に表現するためには、いずれの技能も決して欠かすことはできないのだ。

子どもたちが身につけるべき3つの力

では実社会で使える英語さえ身につければ、これからの時代を生きる子どもたちは国際社会で活躍できるのだろうか。答えはもちろんノーだ。

第1に、自己表現力を伴った英語力。第2に、多様な人々と課題に立ち向かう協働力。そして最後に、課題を分析しゴールへと導く問題解決力。

これら3つの力こそ、これからの時代を生きる子どもたちが身につけるべき力なのである。リーダーであろうがチームメンバーであろうが、いずれの能力も決して欠かすことはできない。変化の激しい時代にビジネスの現場で働く人なら、こうした力の大切さをご理解いただけるだろう。

グローバル社会で活躍できる人材の育成は、わが国にとって急務である。2020年度からいよいよ始まる大学入試改革で問われるのも、突き詰めれば「これからの時代を生き抜く力」と言えるだろう。主に知識量を問われていた親世代の受験とは、求められる力が大きく変わってきているのだ。

しかし現実問題として、こうした力を学校教育だけで身につけることは容易ではない。一部の中高では新しい時代に対応したカリキュラムを準備しているようだが、そうした学校へ誰もが平等に進学できるわけではない。では、どうすればいいのか。

ITを使った教育サービス「Z会Asteria」は、上に挙げた問題を解決する最良の手段といえる。学校の授業だけでは完全に補えない、実社会を生き抜く3つの力を養うために開発された革新的オンライン講座である。

生きた学び場を体感する、まったく新しい通信教育

「Z会Asteria」は、Z会が長年の指導実績と最新テクノロジーの融合により実現した、まったく新しい通信教育だ。内容理解、問題演習、添削指導といったすべての学習サイクルがタブレット(iPad)で完結する、画期的な講座である。

特筆すべきは「アダプティブ・ラーニング」の採用だ。アダプティブ・ラーニングとは、一人ひとりの達成度に応じて次に学ぶべき最適な課題を提示する教育テクノロジーを用いて学ぶことである。世界各国の学校や学習サービスで採用され高い効果をあげている、米KNEWTON, Inc.のアダプティブ・エンジンを搭載。1問ごとの正誤や学習履歴、習熟度などのデータを総合的に分析し、受講者の理解度に合わせてリアルタイムに問題を提示する仕組みだ。理解が不十分な場合は復習にあたる内容へ、充分理解できていたら新しい内容へと、常に最適なレベルで学ぶことができる。

とは言え、すべてがコンピュータまかせではない。ベテラン講師による映像授業やZ会ならではの丁寧な添削指導など、人の力も最大限に使って受講者をサポートする。人とテクノロジーが、この講座の両輪なのである。

また、受講者の挑戦意欲を引き出すために「無学年制」を採用しているのも、この講座ならではの特徴だ。得意分野で力を伸ばしたければ、受講者はどんどん先へ進んで学習できる。意欲さえあれば中学生のうちに、高校の学習範囲を学ぶことも可能だ。アダプティブ・ラーニングと無学年制はいずれも、子どもたちを単純に学年で区切り同一のカリキュラムで指導してきたこれまでの教育スタイルとは、一線を画す取り組みと言えるだろう。

こうした画期的なシステムのもと、学べる講座は3種類。どの講座も受講者の意欲や状況に合わせた新たな学習体験を提供し、未来を拓く力を最大限まで引き出す内容となっている。

【英語4技能講座】

英単語や文法の暗記を中心とした従来の英語教育とは逆のアプローチを採用。受講者のレベルに合わせ、「英語で何ができるのか?」の視点で「読む・聴く・書く・話す」の4技能を総合的に養成する。その言語を使って何ができるかを測る国際規格CEFR(セファール)に完全対応。さらにそれを日本人向けにレベルを細分化したCEFR-Jを国内で初めて採用した製品でもある。学校の授業では物足りず、もっと発信力を高めたいと思っている人や留学を希望する人、海外で働くことを視野に入れている人にとっては最適な講座である。

【数学新系統講座】

なぜ数学を学ぶのか。それは自分の考えを論理的かつ適切に他者へ伝え、社会を動かしていくためである。数学とは、課題の背景や論点を整理し、課題解決の道具(知識)を学ぶ学問なのだ。目の前の高度な課題を解決するために、どんな知識が必要で、それらをどのように組み合わせるべきか。代数、幾何、解析、統計を横断して学ぶことで、そうした考え方を身につけられる。

【総合探究講座】

総合探究講座は3つの内容に分かれている。1つめはオンライン上で受講生同士がディスカッションし、課題を共に解決していく協働学習。2つめは社会の第一線で活躍する方々の講義で時代をキャッチし、将来を展望する土台を築く探究学習。そして、コミュニケーション力や問題解決力を養える個人学習だ。これら3つを連動した学びは、まるで大学のゼミに通うかのような体験だ。

総合探究講座の協働学習で、ディスカッションを交わす受講生たち。自らの考えを発信するだけでなく、他者の意見から多様性を学び、成熟した議論の展開法を身につけていく。

わが子が将来、実社会で活躍できる人材となるために親としてできることは、できるだけよい教育の機会を与えることではないか。最高の教育が、子どもたちの未来を拓くのである。そのための最適なツールとして「Z会Asteria」は大いに役立ち、子どもたちにとってかけがえのない学びの場となるだろう。

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