韓国一国で解決することはできない

東京新聞の社説は最後にこう主張する。

「このまま南北間の対話や事業をいくら進めても、問題は解決しないし、五輪終了後には、緊張が再燃してしまうかもしれない」
「韓国は、北朝鮮との交渉を急がず、姿勢を変えさせるための交渉を着実に続けてほしい」

沙鴎一歩も同感である。一筋縄ではいかない以上、「粘り強く、一歩ずつ」(東京新聞社説の見出し)進めていくのが重要だ。

9日の南北会談では韓国側が非核化などの平和のための対話を呼びかけると、北朝鮮側は「われわれの核やミサイルはアメリカを狙うもので、韓国に危害を加えるものではない。非核化は南北会談で取り上げることではない」と強硬な姿勢を見せたというが、これが北朝鮮の実像なのである。

表向きは韓国との融和を見せ、裏側では韓国と米国の間に大きなくさびを打ち込もうとしている。

このしたたかな北朝鮮を相手にするには韓国一国では無理なのである。日本や米国はもちろん、国際社会が一つになって北朝鮮を交渉のテーブルに着かせるよう努力していくしかない。