築山先生による、「やる気を引き出す」ヒント

■他人をほめて、周囲から変えていく

人はほめられるとやる気が出るもの。普段から家族や同僚、部下の行動をよく観察し、その結果のよい面を認めてあげる。すると自分を基点にキャッチボールが始まり、互いを評価する好循環を生み出しやすい。

「できない自分」も見せるようにする

時にはダメな部分を見せるのも有効。普段から「できない自分」を見せていると、より小さな成果でも、それが努力の賜物であることがわかりやすい。ゆえに周囲に認められやすくなり、やる気につながってくる。

環境を変えたり、新しいことを始める

環境を変え、社会性を必要とするような活動を始めたりすると、人と話す機会が増え、停滞していた脳機能を活性化することができる。自分ひとりの力では脳機能の維持・向上は難しく、やる気も出てこない。

※築山節著『脳が冴える15の習慣』を基に編集部作成

(梅原ひでひこ、松田健一=撮影)